「最近イライラが止まらない・・・。」「寝ているのに疲れが取れない・・・。」「ストレス解消したいけどどうしたらいいかわからない。」
そう考えている方いませんか？
自分も仕事をしていると、どうしてもイライラしてくることがあります。
私も子育て真っ最中なので、ストレスが溜まってついつい子供に怒鳴っちゃうことがあるなー。
結論から言うと、
ストレスは「我慢して減らそう」ではなく、「うまく流すもの」。
特別な道具や長い時間は必要ありません。日常の中の小さな行動で、心と体は確実に整っていきます。
看護師と農家の視点からオススメするストレス解消法は以下の３つ。
- 呼吸を変える
- 体を少しだけ動かす
- 受け取る情報を減らす
この記事では、看護師と農家夫婦、それぞれの視点から、今日からできるストレス解消法をわかりやすく紹介します。
ストレスは「気合」では解消できない
（図解：AIにより生成） ※画像はイメージです。
ストレスを感じたとき、「考えすぎないようにしよう」「もっと頑張らなきゃ」と自分を奮い立たせていませんか？
しかし看護師として多くの人を見てきて感じるのは、気合や根性だけでストレスを乗り切れる人はほとんどいないということです。
ストレスの正体は、自律神経の乱れ。
心だけでなく、体の状態が大きく影響しています。
自分の職場でも、我慢し続けて体調を崩してしまう人を何人も見てきました。そして自分にもその負担がのしかかる・・・。呼吸や生活リズムなど、体から整える方が心も自然と落ち着きやすいと思います。
今日からできるストレス解消法その① 呼吸を変える
なぜ呼吸が大事なのか？
呼吸は、自律神経と直接つながっています。
浅く速い呼吸をしていると心拍数や血圧が上がり、体も「危険だ」と判断するため、緊張感や不安感がさらに強まりやすくなります。
逆に、ゆっくりした呼吸では副交感神経が優位になり、心拍や血圧が安定してリラックスしやすくなります。
イライラした時や緊張している時に深呼吸をすると、若干は気持ちが落ち着きますよね。
深呼吸をやってみよう
- 4秒かけて鼻から吸う
- 6秒かけて口からゆっくり吐く
- これを30秒〜1分の間に繰り返す
寝る前や仕事の合間など、「気づいた時や思い出したタイミング」で行うのがポイント。
今日からできるストレス解消法その② 体を少しだけでも動かす
ストレス解消＝激しい運動と思われがちですが、実はそうでもありません。
歩いたりストレッチをするだけでも血流がよくなります。すると疲労物質がたまりにくくなり、脳内ではセロトニンやエンドルフィンなどが分泌され、気持ちが落ち着きやすくなると言われています。
（図解：AIにより生成） ※画像はイメージです。
なので、ほんの少し体を動かすだけでも、疲れにくくなり、気分も変わります。
農作業は正直体力を使います。それでも自然の中で体を動かすと気持ちが切り替わるのがわかるんです。嫌なことがあった時も、外に出てイチゴに触れ合うだけで頭がスッとして落ち着きます。
今日から取り入れられる方法
今日からできるストレス解消法その③ 受け取る情報を減らす
現代のストレスの大きな原因のひとつが、情報量の多さ。
常にスマホを見ていると、SNS・ニュース・通知など次々と刺激が入るため、脳が疲れたり、集中力・決断力が落ちる、感情の波や不安の増大につながります。
看護師をしていた時と比べると、農作業をしている間は、イチゴだけに集中しているので、スマホを見る時間も自然に減りました。今、イチゴ畑にはイチゴの花が咲き始めています。可愛いですよね。みなさんもスマホの画面を見る代わりに、ベランダの植物や空を眺める時間を作ってみませんか？
今日からできる方法
ちょっと一息（余談）
先日、夫がクリスマスイベントでブッシュドノエルを子供達のために作ってきてくれました。
初めてお菓子作りを体験しました。うまくできるように集中して取り組んだのですが、終わった後は頭もスッキリして意外にも自分のリフレッシュになりましたね。
実は、絵画・手芸・料理・ケーキ作りなど、手先を使う細かい作業は、集中力を高めつつ心を落ち着かせ、自律神経のバランスを整えるのに良いとされています。
自分の負担にならない頻度・難易度から始めて、「できた」「楽しい」という感覚を積み重ねると、それもストレス対処法の１つになるかもしれませんね。
今回は市販のイチゴで飾り付けをしました。本当なら自分の畑で採れた真っ赤な完熟イチゴをたっぷり乗せてあげたかったです（笑）。 自分で育てたものを食べる喜びも、最高のストレス解消法ですからね。
ストレス解消は「毎日少し」がいちばん効く
ストレスは、溜め込んでから発散するより、毎日こまめに流す方が心・体への負担が少なくなります。
毎日同じ小さな行動を繰り返すことで、「これさえすれば少しは落ち着くことができる」という安心感もできますよ。
まとめ
今回、頑張りすぎない心と体の整え方を看護師・農家の視点で解説させていただきました。
- 呼吸を変える
- 体を少しだけ動かす
- 受け取る情報を減らす
今日から小さなことから始めてみましょう。
全部やらなくても大丈夫。
今日ひとつ実践することが、ストレスに強い心と体づくりの第一歩になります。
※今回使用した画像は仕組みを分かりやすく解説するためのイメージ図（AI生成）です。細部の構造は医学的に厳密ではない場合があります。
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