
※本記事は一般的な健康情報と筆者夫婦の体験をもとにした内容です。くしゃみ・鼻水・咳・目のかゆみなどの原因は、ダニやカビだけでなく、花粉・感染症・動物の毛やフケなどさまざまです。症状だけで原因を断定することはできません。症状が長引く場合や、息苦しさ・ゼーゼーする呼吸・強い目の充血や痛みなどがある場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。
「梅雨になると、くしゃみや鼻水が増える気がする」
「布団に入ったときや、掃除中に鼻がムズムズする」
「風邪ではないのに、目がかゆくなることがある」
そんな悩みを感じていませんか?
我が家でも、梅雨だけにはっきり症状が出るわけではありませんが、時々鼻のムズムズや目のかゆみが気になることがあります。
かっちゃんの場合、特に分かりやすいのが、子どもたちが布団の上でジャンプして遊んだときです。
布団からホコリが舞うためか、急にくしゃみが連発することがあります。
あきちゃんは、かっちゃんよりもくしゃみや鼻水が出やすく、特にイチゴハウスの中で症状が気になることがあります。
ただし、ハウス内の症状は湿気やカビだけでなく、ホコリや植物、農作業中に舞うさまざまなものが関係している可能性もあるため、原因は断定できません。
それでも、家やハウスを掃除して空気を入れ替えた後は、あきちゃん自身も「空気を吸いやすくなった気がする」と感じています。
結論からお伝えすると、梅雨どきのくしゃみ・鼻水・目のかゆみには、高温多湿で増えやすいダニやカビなどの室内アレルゲンが関係している可能性があります。
この記事では、看護師×イチゴ農家夫婦が実際に行っている、室内の湿気・寝具・浴室などの対策を5つ紹介します。

布団の上で子どもがジャンプすると、急にくしゃみが連発することがあります。診断を受けたわけではないので原因は分かりませんが、寝具のホコリやダニ対策は意識するようになりました。
この記事で分かること
・梅雨にダニやカビが増えやすい理由
・ダニやカビと鼻・目の症状との関係
・我が家で実践している湿度管理
・寝具や浴室のカビ・ダニ対策5選
・医療機関への相談を考えたい症状
こんな人に読んでほしい
ただし、これらに当てはまるからといって、必ずダニやカビが原因とは限りません。
症状が続く場合は、耳鼻咽喉科・眼科・内科などで相談し、必要に応じて原因を調べてもらうことが大切です。
なぜ梅雨はダニやカビが増えやすいの?
梅雨は気温と湿度が上がり、窓を開けにくい日や室内干しをする日も増えます。
その結果、寝具・カーペット・浴室・押し入れなどに湿気がこもりやすくなります。
一般的に、ダニは湿度60%以上、25~30℃前後、カビは湿度70%以上、20~35℃前後で増えやすいとされています。
| 室内アレルゲン | 増えやすい環境 | 関係することがある症状 |
|---|---|---|
| ダニ | 湿度60%以上・25~30℃前後 | くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・ぜん息症状など |
| カビ | 湿度70%以上・20~35℃前後 | 鼻炎・咳・ぜん息症状の悪化など |
また、ダニによるアレルギーでは、生きているダニだけでなく、ダニのフンや死骸の破片も原因となります。
布団の上で動いたり、掃除中にホコリが舞ったりすると、それらが空気中に舞い上がる可能性があります。
我が家では、雨の朝に寝室の湿度が68%になっていたことがあります。
今回写真を撮影した時は59%でしたが、天候や室内の状況によって湿度が変わるため、こまめに数字を確認するようにしています。
一時的な測定ではありますが、「少し蒸し暑い気がする」という感覚だけではなく、数字で確認する大切さを実感しました。



イチゴハウスでも温度と湿度を確認しながら、必要に応じて開けて換気しています。農業を始めてから、家の中でも湿気をためないことを以前より意識するようになりました。
今日からできるカビ・ダニ対策5選
① 湿度を数字で確認する
最初の対策は、室内の湿度を「見える化」することです。
我が家では、リビングと洗面所に湿度計を置き、寝室では空気清浄機に表示される湿度を確認しています。
ダニは湿度60%以上で増えやすいため、60%を超える状態が長く続かないようにすることを、ひとつの目安にしています。
ただし、梅雨の時期に常に60%未満を保つのが難しい家庭もあります。
完璧を目指すのではなく、湿度が高いことに気づいたら、除湿・換気・送風を組み合わせることが大切です。


今回撮影した時の寝室の湿度は59%。雨の日には68%になっていたこともあり、数字を確認しながら除湿しています。
② 部屋干しには除湿機や風を活用する
梅雨は室内干しが増え、洗濯物から出る水分で部屋の湿度が上がりやすくなります。
我が家では、室内干しをするときは洗濯物の下に除湿機を置くようにしています。
洗濯物同士の間隔を少し空け、サーキュレーターや扇風機で風を当てると、乾燥時間を短くしやすくなります。
寝室の湿度が高いときは、エアコンの除湿機能を使うこともあります。
【我が家の室内干し対策】
・洗濯物の下に除湿機を置く
・洗濯物同士の間隔を空ける
・必要に応じてサーキュレーターを併用する
・寝室はエアコンの除湿機能も活用する
③ 寝具は「乾燥・洗濯・掃除」を組み合わせる
ダニは寝具やクッション、布製ソファなどに生息しやすいため、寝具の管理は特に意識したいポイントです。
我が家では、布団乾燥機を使い、シーツや枕カバーは週1回を目安に洗っています。
ただし、雨が続くと予定どおり洗えないこともあります。無理に毎週と決めつけず、天候や生活に合わせて続けています。
シーツや枕カバーを外した日は、布団やマットレスにも掃除機をかけています。
掃除後は、鼻のムズムズが少し減ったように感じることがあります。
もちろん、これはかっちゃん個人の感覚であり、掃除によってアレルギー症状が必ず改善するという意味ではありません。






シーツを外した日に、そのまま布団やマットレスへ掃除機をかけるようにしています。別の日に改めて掃除するより、セットにした方が続けやすいです。
④ 天候に合わせて換気と除湿を使い分ける
窓を開ければ、いつでも湿度が下がるとは限りません。
外の湿度が低いときは、窓やドアを2か所開けて空気の通り道を作ると、室内の湿気を逃がしやすくなります。
一方で、雨が強い日や外の湿度が高い日は、窓を開けることで室内に湿気が入り込むこともあります。
そのような日は、無理に窓を開けず、エアコンの除湿機能・除湿機・換気扇などを活用しています。
押し入れやクローゼットも湿気がこもりやすいため、物を詰め込みすぎず、ときどき扉を開けて風を通しましょう。
イチゴハウスでも、あきちゃんは温度と湿度を確認しながら、換気できるように開けています。
ハウスでカビの病気が広がった経験があるわけではありませんが、日頃から湿気をためないように管理する考え方は、自宅でも役立っています。

ハウスでは温度と湿度を確認し、側面を開けて空気が通るように調整しています。
⑤ 浴室やエアコンの湿気と汚れを残さない
家の中でも、浴室は温度と湿度が高くなりやすく、カビが気になりやすい場所です。
我が家では、最後に入浴した人が壁や床についた汚れをシャワーで軽く流すようにしています。
最後に入るのは、ほとんどかっちゃんなので、そのまま換気を確認するところまでが習慣になっています。
浴室の換気扇は24時間運転にしています。
換気扇の使い方は住宅設備によって異なるため、自宅の説明書や管理方法を確認してください。
また、夏前にはエアコンのフィルターを確認し、取扱説明書に従って掃除しておくのもおすすめです。
カビ臭さが続く、エアコン内部に汚れが見えるといった場合は、自分で無理に分解せず、メーカーや専門業者への相談も検討してください。


我が家では浴室の換気扇を24時間運転し、最後に入浴した人が壁や床を軽く流すようにしています。
症状が続くときは、環境だけの問題と決めつけない
くしゃみ・鼻水・咳・目のかゆみがあるからといって、必ずカビやダニが原因とは限りません。
花粉や感染症、動物の毛やフケ、職場や農作業中に触れる物質などが関係することもあります。
原因となるアレルギー物質については、医療機関で血液検査や皮膚テストなどを行う場合があります。
ただし、検査で反応が出ても、実際の症状と一致しない場合もあるため、検査結果だけで自己判断しないことが大切です。
次のような場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。
・くしゃみ、鼻水、咳、目のかゆみが長引く
・症状で夜眠れない、仕事や家事に支障が出る
・目の強い充血、痛み、目やにがある
・ゼーゼー、ヒューヒューする
・息苦しい、横になると苦しい
・発熱や強いだるさを伴う




自分たちはアレルギーの診断を受けたわけではありません。掃除や除湿で環境を整えながら、症状が続く場合は無理に自己判断しないことが大切だと思っています。
まとめ|まずは湿度と寝具を見直してみよう
梅雨の湿気を完全になくすことはできません。
それでも、まず湿度を確認し、寝具を乾かし、部屋の空気を動かすだけでも、ダニやカビを増やしにくい環境づくりにつながります。
まずは寝室やリビングの湿度を一度確認するところから始めてみましょう。



湿度は目では見えないからこそ、数字で確認すると対策しやすくなります。ハウスでも家でも、まず今の状態を知るところから始めています。
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参考にした情報
※アレルギーポータルは、一般社団法人日本アレルギー学会が運営する情報サイトです。
注意事項
本記事は、筆者夫婦の実体験と一般的な健康情報をもとにした内容です。症状や原因には個人差があります。くしゃみ・鼻水・咳・目のかゆみなどが長引く場合、日常生活や睡眠に支障がある場合、息苦しさやゼーゼーする呼吸を伴う場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。

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