※本記事は一般的な健康情報と筆者夫婦の体験をもとにしています。汗の量やニオイの感じ方には個人差があります。汗やニオイが強く日常生活に支障がある場合や、急な変化が気になる場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。記事内で紹介する製品は筆者が自費で購入したものです。

「午後になると、脇のニオイが気になってくる」
「速乾インナーを着ているのに、汗でベタベタする」
「体を洗っても、着古した服からニオイが戻ってくる気がする」
そんな悩みを感じていませんか?
看護師として病棟内を動き回るかっちゃんも、夏になると脇の汗やニオイが気になります。
特に気になるのは、午後から勤務終了時にかけてです。誰かから「汗くさい」と指摘されたことはありませんが、ふとした瞬間に自分で気づくことがあります。
体重が増えてからニオイの感じ方も変わったような気がしますが、実際に何が原因なのかは分かりません。
一方、イチゴ農家のあきちゃんが働く夏のハウス内は、30℃を超える日が続きます。
特定の作業をしなくても、ハウス内にいるだけで汗をかき、特に背中の汗が多くなります。休憩中に自宅へ戻り、作業着を着替えることもあります。
結論からお伝えすると、汗のニオイ対策では、肌だけでなく、インナーや作業着に残る汗・皮脂汚れも一緒にケアすることが大切です。
この記事では、汗っかきの看護師と、暑いハウスで働く農家夫婦が実際に行っている汗のニオイ対策を5つ紹介します。
この記事で分かること
・汗や脇のニオイが生じる仕組み
・かっちゃんが仕事中に行っているケア
・デオコ ボディクレンズシートの使用感
・インナーや作業着のニオイ対策
・汗やニオイで受診を考えたい場合
汗そのものより、細菌による分解がニオイに関係する
汗をかいた直後から、すべての汗が強くニオうわけではありません。
汗や皮脂などの成分が皮膚表面の細菌によって分解されると、ニオイの原因となる物質が生じます。
人の汗腺には、主に「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」があります。
| 汗腺 | 特徴 | ニオイとの関係 |
|---|---|---|
| エクリン汗腺 | ほぼ全身にあり、暑さや緊張などで汗が出る | 汗や皮脂汚れが皮膚・衣類に残り、細菌によって分解されるとニオイにつながる |
| アポクリン汗腺 | 主に脇などに分布する | 汗に含まれる脂肪酸などが皮膚表面の細菌に分解され、独特のニオイにつながることがある |
脇は汗がこもりやすく、皮膚同士や衣類が密着するため、かっちゃんも特にニオイが気になる場所です。
また、体を清潔にしていても、汗や皮脂汚れが残ったインナーを着ていると、衣類側からニオイを感じることがあります。

夏は速乾性のインナーを着ていますが、勤務が終わる頃には脇がベタベタして、ニオイが気になることもあります。
汗のニオイが気になりやすい3つのポイント
① 汗や皮脂が肌に残っている
汗をかいたまま長時間過ごすと、脇や首周りのベタつきが強くなり、ニオイも気になりやすくなります。
汗やベタつきが気になったら、無理のない範囲で早めに拭き取ることが、かっちゃんの基本的な対策です。
② インナーに汗や皮脂汚れが残っている
かっちゃんの場合、体よりもインナーの脇部分からニオイを感じることがあります。
特に、何度も着ているインナーは、洗濯をしてもニオイが残りやすいように感じます。
速乾性のあるポリエステル素材は乾きやすい一方、皮脂や汚れが残ることでニオイにつながる場合もあります。
③ 汗をかいた衣類を長く湿ったままにしている
我が家では、汗をかいたインナーや作業着を洗濯かごに入れ、翌日に洗うことも少なくありません。
ただ、汗で湿った衣類をまとめて置いておくと、翌日にニオイが強くなっていると感じることがあります。
部屋干しで乾燥に時間がかかったときも、生乾き臭が気になることがあります。
汗っかき夫婦が実践するニオイ対策5選
① ニオイやベタつきが気になったら早めに拭く
かっちゃんは、仕事へ持っていくバッグにボディシートを常に入れています。
勤務中にニオイやベタつきが気になったら、脇・首周り・腕を中心に、1日1回程度使用しています。
愛用しているのは、デオコ ボディクレンズシートです。
かっちゃんは、拭いたあとのさっぱり感と、スウィートフローラルの香りを気に入っています。
ただし、汗の量が多い日は、時間がたつと製品の香りと汗のニオイが混ざったように感じ、勤務終盤には再びニオイが気になることもあります。
ボディシートだけで一日中完全にニオイを抑えられるとは考えず、汗を拭き取って気分を切り替えるアイテムとして使用しています。


デオコ ボディクレンズシートは、傷・はれもの・湿疹などの異常がある部分には使用しないでください。また、アルコールに敏感な方・肌の弱い方・乳幼児も使用できません。使用中または使用後に赤み・はれ・かゆみ・刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医へ相談してください。




人から指摘されたわけではありませんが、自分でニオイに気づくことがあります。バッグにシートが入っていると、すぐ拭けるので安心感があります。
② デオドラント製品は使用方法を確認して使う
かっちゃんは、ボディシートに加えて、スティックタイプのデオドラント製品も使用しています。
使用後はニオイを抑えられているように感じますが、汗の量が多い日は、勤務の終わり頃にニオイが気になることもあります。
制汗剤やデオドラント製品は、種類によって使用するタイミングや塗り方が異なります。
使用するタイミングや回数は製品によって異なるため、パッケージや説明書に記載された使用方法を確認しておくと安心ですね。
かゆみ・赤み・ヒリつきなどが出た場合は、使用を中止しましょう。
③ 脇や耳の後ろを泡でやさしく洗う
脇を清潔に保つことは、ニオイ対策の基本です。
かっちゃんは夏でも毎日湯船につかり、体を洗うときは脇と耳の後ろを特に意識しています。
使用しているのはニベアのボディソープです。
ニオイが気になるからといって、ナイロンタオルなどで強くこするのではなく、ボディソープを泡立ててやさしく洗っています。
入浴後は肌の水分を拭き取り、汗が引いてから衣類を着ると、着替えた直後の蒸れも抑えやすくなります。
④ インナーは早めに洗い、できるだけ短時間で乾かす
体をきれいにしても、インナーの脇部分に汗や皮脂汚れが残っていると、着たときに再びニオイが気になることがあります。
特に速乾性インナーなどに使われるポリエステル素材は乾きやすい反面、皮脂や汚れが残ってニオイにつながる場合があります。
汗で湿った衣類は、可能であれば長時間洗濯かごへ入れっぱなしにせず、早めに洗うようにしましょう。
すぐに洗えない場合は、ほかの衣類と重ねたままにせず、いったん風通しのよい場所で乾かしてから洗濯かごへ入れる方法もあります。
洗濯後は、衣類同士の間隔を空け、扇風機・サーキュレーター・除湿機などを使って、できるだけ早く乾かします。
脇部分のニオイが残る場合は、衣類の洗濯表示を確認したうえで、部分洗いや使用可能な酸素系漂白剤などを検討してください。


【インナーのニオイ対策】
・汗で湿ったまま長時間放置しない
・洗剤や水量は洗濯物の量に合わせる
・脇部分の汚れは必要に応じて部分洗いする
・洗濯表示を確認して漂白剤を使用する
・洗濯後は間隔を空けて早く乾かす
・洗ってもニオイが残る衣類は買い替えも検討する
⑤ 汗を多くかく日は、タオルや着替えを活用する
あきちゃんが働く夏のハウス内は、30℃を超える日が続きます。
ハウスの中にいるだけでも汗をかくため、タオルや濡れタオルで汗を拭きながら作業しています。
特に背中の汗が多く、服が汗で濡れたときは、休憩中に近くの自宅へ戻って着替えることもあります。
汗をかいた衣類を着続ける時間を減らせるため、着替えられる環境がある場合は有効な方法だと感じています。
かっちゃんは現在、勤務用の替えインナーを持参していません。
ただ、勤務終了時のベタつきやニオイを考えると、今後試してみたい対策のひとつです。

夏のハウスで使っている作業着と帽子。汗で服が濡れたときは、休憩中に自宅へ戻って着替えることもあります。

夏はハウスにいるだけで汗をかきます。服が汗で濡れたときは、休憩中に家へ戻って着替えると、かなりさっぱりします。
食事とニオイについて、かっちゃんが感じていること
食事だけで体臭を完全に防げるわけではありませんが、食べたものによって、自分のニオイが違うと感じることがあります。
特にニンニクを多く食べた翌日は、自分でもニオイが残っていると感じます。
お酒は筋トレをしていることもあり、年に1~2回程度しか飲みません。
現在は、体臭対策を目的にしているわけではありませんが、普段の食生活として納豆・キムチ・ヨーグルトなどの発酵食品を食べ、野菜も意識して摂るようにしています。
スナック菓子や好きなものに偏っていた頃と比べると、現在の方がニオイを気にする場面は少ないように感じます。
ただし、体重や運動量、汗を拭く習慣なども以前とは異なるため、食生活の変化だけで体臭が変わったとは判断できません。あくまでかっちゃん個人の感覚です。




ニンニクを食べた翌日は、自分でも残っているなと感じます。人と近くで会う予定がある日は、食べる量やタイミングも少し意識しています。
汗や脇のニオイで医療機関へ相談した方がよい場合
汗をかきやすいこと自体は、暑さや運動による自然な反応の場合もあります。
ただし、汗の量が多く、仕事・学業・着替え・人付き合いなどに支障が出ている場合は、多汗症が関係している可能性もあります。
多汗症には原因が分からないものだけでなく、感染症・内分泌代謝異常・神経疾患などに伴うものもあります。
次のような場合は、皮膚科や内科などへの相談を検討してください。
・脇や全身の汗が多く、日常生活に支障がある
・着替えてもすぐ衣類が濡れるほど汗をかく
・汗の量が以前と大きく変わった
・脇のニオイが強く、清潔ケアをしても悩みが続く
・皮膚に赤み、かゆみ、ただれ、痛みがある
・発熱、動悸、体調不良などを伴う
ニオイの強さは自分だけでは判断しにくく、必要以上に気にしてしまうこともあります。
一人で悩み続けず、気になる場合は医師へ相談しましょう。
まとめ|肌と衣類をセットでケアしよう
汗を完全に止めることは難しく、病棟内を動き回る仕事や、暑いハウスでの農作業では、汗をかくこと自体を避けるのは困難です。
それでも、汗を早めに拭く、衣類を清潔にする、湿った服を着続けないといった小さな対策を組み合わせることで、ニオイへの不安を減らしやすくなります。
まずは仕事用バッグにボディシートや小さなタオルを入れるところから始めてみましょう。
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参考にした情報
- 公益社団法人日本皮膚科学会「腋臭症(ワキガ)はどんな病気ですか?」
- 公益社団法人日本皮膚科学会「多汗症とはどんな病気ですか?」
- ロート製薬「デオコ ボディクレンズシート」
- 花王「洗たく物が乾きにくい時、ニオイの発生を防ぐには?」
- 花王「ポリエステル衣類の汚れやニオイが残る場合のお洗たく」
注意事項
本記事は、筆者夫婦の実体験と一般的な健康情報をもとにした内容です。汗の量やニオイの原因、製品の使用感には個人差があります。汗が多く日常生活に支障がある場合、脇のニオイに強く悩んでいる場合、皮膚症状や体調不良を伴う場合は、自己判断せず医療機関へご相談ください。

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