※本記事は、筆者が電動歯ブラシを約半年使用した個人的な感想と、一般的な口腔ケア情報をもとにしています。口の中の状態や適した磨き方には個人差があります。歯ぐきからの出血・腫れ・痛みなどが続く場合は、自己判断せず歯科医師や歯科衛生士へご相談ください。

左は職場や旅行先で使う手磨き歯ブラシ、右は自宅で使う電動歯ブラシ。手磨きは持ち運びやすく、電動は自宅での磨きやすさに満足しています。
「電動歯ブラシって、本当に必要なの?」
「手磨きでも、丁寧に磨けば十分じゃない?」
「高い電動歯ブラシを買っても、使わなくなりそう……」
電動歯ブラシが気になっていても、手磨きとの違いが分からず、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
看護師のかっちゃんも、以前は一般的な歯ブラシで手磨きをしていました。
朝・昼・寝る前の1日3回を目安に磨いていましたが、忙しい朝や眠い寝る前は、どうしても雑になりがちでした。
また、「しっかり磨こう」と思うほど強くこする癖があり、歯ぐきから出血することも少なくありませんでした。
現在は、自宅でフィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000を約半年使用しています。
実際に使って感じた結論は、電動歯ブラシは全員に必須ではないものの、手磨きに自信がない人や、磨く時間・場所を自分で管理するのが苦手な人には、検討する価値があるということです。
一方で、電動歯ブラシに替えても、歯磨き自体が面倒に感じる日はあります。歯が劇的に白くなったわけでもありません。
この記事では、手磨きから電動歯ブラシへ替えて感じた変化・変わらなかったこと・手磨きとの使い分けを正直に紹介します。
この記事で分かること
・電動歯ブラシは本当に必要なのか
・手磨きだった頃の歯磨き習慣
・電動歯ブラシを初めて使った感想
・約半年使って変わったこと
・期待したほど変わらなかったこと
・電動歯ブラシが向いている人、手磨きでもよい人
結論|電動歯ブラシは必須ではないが、使う価値はある
電動歯ブラシがなければ歯をきれいにできない、というわけではありません。
手磨きでも、ブラシを適切な場所へ当て、時間をかけて丁寧に磨ける人であれば、必ずしも電動歯ブラシへ替える必要はないと思います。
しかし、かっちゃんのように、忙しい時間帯は短時間で終わらせてしまう人や、強くこする癖がある人には、電動歯ブラシのガイド機能が役立つ可能性があります。
ダイヤモンドクリーン9000では、磨く場所を移動する目安を振動で知らせてくれるため、自分で時間を確認し続ける必要がありません。
あらかじめ決めた順番で、一定時間ごとの合図に合わせて場所を移動できるため、自分で時間を測りながら磨く負担が減りました。

なくても生活には困りません。でも自宅にあれば、手磨きより電動歯ブラシを選びます。決めた順番で、本体の合図に合わせながら磨けるのが楽です。
手磨きだった頃の歯磨き習慣
電動歯ブラシを購入する前は、やわらかめの手磨き歯ブラシを使っていました。
歯を磨く回数は、朝・昼・寝る前の1日3回を目安にしていました。
ただし、1回の歯磨き時間は正確に測っておらず、体感では1分程度だったと思います。
磨き残しがどの程度あったか、染め出しや歯科健診で確認していたわけではありません。
そのため、手磨きの頃に実際どの程度磨けていたかは分かりませんが、現在と比べると「時間をかけずに終わらせること」が多かったと感じます。
購入前に心配だったこと
電動歯ブラシを購入する前は、次のような不安がありました。
特に口コミで「振動が強い」「音が気になる」という意見を見て、本当に自分に使えるのか心配でした。
また、購入前は、電動歯ブラシも手磨きのように自分で細かく動かすものだと思っていました。
振動は、あくまで自分のブラッシングを補助するものだと考えていたのです。
複数の電動歯ブラシを約1週間見比べ、調べているうちに購入したい気持ちが強くなり、最終的にダイヤモンドクリーン9000を選びました。


購入したダイヤモンドクリーン9000。複数の電動歯ブラシを約1週間比較して、この機種を選びました。
初めて電動歯ブラシを使った感想
振動が強く、前歯は特にこそばゆかった
初めて使ったときは、想像していた以上に振動が強いと感じました。
特に前歯へ当てたときのこそばゆさが強く、「毎日使えるかな」と少し不安になりました。
ただし、こそばゆさには1週間もかからず慣れました。
現在も当てる場所によってはこそばゆく感じることがありますが、使い続けられないほどではありません。
操作方法にはすぐ慣れた
操作自体は複雑に感じず、初日から大きく迷うことなく使用できました。
ブラシを自分で細かく動かし続けるのではなく、歯へ軽く当てながら、ガイドに合わせて少しずつ場所を移動させます。
初日から歯がツルツルになったわけではない
初日に、歯の表面が劇的にツルツルしたと感じたわけではありません。
一方で、うがいをしたときに、口の中の汚れが落ちたように感じることがありました。
見えたものだけで磨き残しの有無を判断できるわけではありませんが、「きちんと磨いた」という実感は、手磨きより得やすいと感じました。
口を開けたままだと飛び散ることがある
使用中に口を大きく開けたり、電源を入れたまま口から出したりすると、唾液や歯磨き粉が飛び散ることがあります。
現在は、ブラシを歯に当ててから電源を入れ、唇を軽く閉じた状態で磨くようにしています。
口から出すときも、先に電源を切ると飛び散りにくくなりました。
半年使って感じた5つの変化
① 歯を磨く時間が長くなった
手磨きの頃は、体感で1分程度で終わらせることが多かったと思います。
電動歯ブラシへ替えてからは、本体が磨く場所を移動するタイミングを知らせてくれるため、設定されたサイクルが終わるまで磨くようになりました。
体感では2分前後だと思っていましたが、現在使用しているホワイトプラスモードのブラッシング時間は、取扱説明書では2分40秒とされています。
手磨きの頃は体感で1分程度だったため、電動歯ブラシへ替えてから、歯磨きにかける時間は長くなりました。
そのため「電動歯ブラシに替えて時短になった」というより、歯磨きに必要な時間を確保しやすくなったという表現の方が実感に合っています。
② 磨く場所を意識しやすくなった
本体の合図に合わせて、口の中を順番に磨いていきます。
自分で時間を測ったり、「右側を何秒磨いたかな」と考えたりする必要が少なくなりました。
特定の場所だけを長く磨き、ほかの場所を忘れることも防ぎやすいと感じています。
③ 磨いたあとのツルツル感とスッキリ感が増えた
約半年使用した現在は、手磨きの頃よりも、歯の表面がツルツルしたように感じます。
口の中のスッキリ感も得やすく、この磨き上がりが電動歯ブラシを使い続けている大きな理由です。
ただし、歯科医院で磨き残しを測定したわけではありません。あくまで本人が感じている使用感です。
④ 歯ぐきからの出血は減ったように感じる
手磨きの頃より、歯ぐきから出血する回数は減ったように感じます。
ただし、現在もブラシを強く押しつける癖が出ることがあり、そのようなときには出血することがあります。
また、電動歯ブラシを購入した頃から歯間ブラシも使い始めています。
そのため、出血が減ったと感じることを、電動歯ブラシだけの変化とは判断できません。
電動歯ブラシでも、強く押しつけると歯や歯ぐきへ負担をかける可能性があります。ブラシはやさしく当てましょう。歯ぐきからの出血を繰り返す場合や、腫れ・痛みなどがある場合は、歯科医院へ相談してください。
⑤ 歯間ブラシも使うようになった
電動歯ブラシを購入したことをきっかけに、歯間ブラシも使用するようになりました。
電動歯ブラシを使っていても、歯と歯の間など、ブラシだけでは手入れしにくい部分があります。
現在感じているスッキリ感や出血の変化には、電動歯ブラシだけでなく、歯間ブラシを使い始めたことも関係している可能性があります。



電動歯ブラシを買ったことで、歯磨き全体を少し見直すようになりました。歯間ブラシを使い始めたことも、そのひとつです。
電動歯ブラシでも変わらなかったこと
疲れている日の面倒さ
電動歯ブラシに替えても、疲れている日に歯磨きを面倒に感じることは変わりませんでした。
夜勤明けに眠気が強いと、そのまま寝てしまうこともあります。
電動歯ブラシは磨く動作を助けてくれますが、歯ブラシを手に取るところまでは自分で行う必要があります。
朝起きたときの口の不快感
朝起きたときの口の中の不快感は、手磨きの頃と比べて大きく変わったとは感じていません。
就寝中の口の乾燥や生活習慣など、歯磨き以外の要因も関係するため、電動歯ブラシだけで変化するものではないと思います。
歯の白さは期待したほど変わらなかった
以前より着色が少し目立ちにくくなったようには感じます。
ただし、商品名やホワイトプラスモードから期待していたほど、歯が白くなったとは感じませんでした。
表面の着色汚れをケアすることと、歯科医院などで歯自体の色を明るくするホワイトニングは、分けて考える必要があります。
手磨きと電動歯ブラシを比べて感じた違い
以下は、かっちゃんが実際に使って感じた比較です。
| 比較項目 | 電動歯ブラシ | 手磨き歯ブラシ |
|---|---|---|
| 磨き方 | 歯へ軽く当て、合図に合わせて場所を移動する | 自分で細かく動かす |
| 磨く時間 | 本体の設定時間に合わせやすい | 自分で意識しないと短くなりやすい |
| 磨いた実感 | ツルツル感とスッキリ感を得やすい | 磨き方によって満足感が変わる |
| 力加減 | 過圧防止機能があるが、自分でも注意が必要 | 強くこする癖が出やすかった |
| 持ち運び | 本体が大きく、手磨きよりかさばる | 軽くて職場や旅行へ持っていきやすい |
| 費用 | 本体代・替えブラシ代が必要 | 比較的安く始めやすい |
| 充電 | 定期的な充電が必要 | 充電不要 |
| 現在の使用場所 | 自宅の朝・寝る前 | 職場・旅行先 |
電動歯ブラシがすべての面で優れているわけではありません。
持ち運びやすさ・価格・充電不要という点では、手磨き歯ブラシの方が便利です。
一方、自宅で磨くときは、時間と場所を管理しやすく、磨き上がりにも満足しやすいため、電動歯ブラシを選んでいます。
現在の使い方|自宅は電動、職場と旅行は手磨き
現在は、次のように使い分けています。
電動歯ブラシでは、ホワイトプラスモードの弱い設定を使用しています。
本体のガイドに従い、歯へ軽く当てながら、順番に場所を移動させています。
手磨きのように大きく左右へ動かさず、強く押しつけないことを意識しています。
電動歯ブラシは自宅で使う分には便利ですが、手磨き歯ブラシより本体が大きく、職場や旅行へ持っていくとかさばります。


電動歯ブラシを使うときに注意したいこと
当てる場所がずれると磨き残しにつながる
電動歯ブラシは、電源を入れるだけで口の中を自動的にすべて磨いてくれるものではありません。
歯の表面・奥歯・歯と歯ぐきの境目など、磨きたい部分へブラシを適切に当たるよう意識してみるとよさそうです。
強く押しつけない
強く押しつけても、必ずしもきれいに磨けるわけではないようです。
過圧防止機能が作動したときは力を弱め、歯や歯ぐきへやさしく当てるようにしています。
歯と歯の間は補助器具も活用する
電動歯ブラシを使用していても、歯ブラシだけでは手入れしにくい部分があります。
歯間ブラシやデンタルフロスは、自分の歯のすき間や歯ぐきの状態に合うものを選びましょう。
サイズや使い方が分からない場合は、歯科医師や歯科衛生士へ相談するのがおすすめです。
電動歯ブラシだけで歯科健診の代わりにはならない
電動歯ブラシを使用していても、磨き残しや歯石、むし歯、歯ぐきの状態を自分だけで正確に判断するのは難しいものです。
定期的な歯科健診を受け、自分に合ったブラシの当て方や歯間ケアについて確認してもらいましょう。
電動歯ブラシが向いていると感じる人
手磨きでもよいと感じる人
電動か手磨きかだけでなく、実際にブラシを正しく当てられているか、自分が続けやすいかで選ぶことが大切です。
高価格な電動歯ブラシまで必要なの?
かっちゃんは、ダイヤモンドクリーン9000の価格に見合う満足感は得られたと感じています。
磨き上がりやガイド機能に満足しており、家族にもプレゼントしたいと考えるほど、購入して良かったと思っています。
一方で、安価な電動歯ブラシを使用した経験はありません。
そのため、ダイヤモンドクリーン9000のような高価格モデルでなければ満足できないのか、安価なモデルでも十分なのかは比較できません。
電動歯ブラシを初めて購入する場合は、次の機能を確認すると選びやすくなります。
- 磨く時間を知らせるタイマー
- 口の中を均等に磨くためのガイド
- 強く押しつけたときに知らせる機能
- 振動の強さを調整できるか
- 替えブラシの価格と入手しやすさ
- 本体の大きさや充電方法
多機能であることよりも、自分が必要とする機能が付いていて、毎日無理なく使えることが重要だと思います。
まとめ|手磨きに自信がない人には検討する価値がある
かっちゃんにとって、電動歯ブラシは「なくては生活できないもの」ではありません。
それでも、自宅に電動歯ブラシがあれば、手磨きよりも電動歯ブラシを選びます。
一定時間ごとの合図に合わせて順番に磨きやすく、磨き上がりにも満足しやすいため、自宅では電動歯ブラシを選んでいます。
手磨きに自信がない人、短時間で終わらせやすい人、磨き上がりのスッキリ感を重視する人には、電動歯ブラシを一度検討する価値があると感じました。
一方で、手磨きで丁寧に磨けている人や、費用・持ち運びやすさを重視する人には、必ずしも必要ではありません。
電動か手磨きかだけで判断せず、自分が毎日続けやすく、歯へ適切に当てられる方法を選んでみてください。
参考にした情報
- 日本歯科医師会「ブラッシング」
- 日本歯科医師会「電動歯ブラシの注意点」
- 日本歯科医師会「定期健診に行こう!」
- 日本歯科医師会「歯科健診を定期的に受けよう」
- フィリップス「ダイヤモンドクリーン9000 HX9911/71」
- フィリップス「ダイヤモンドクリーン9000 取扱説明書」
注意事項
本記事は、筆者が電動歯ブラシを約半年使用した個人的な感想をもとにした内容です。歯科健診や染め出し検査によって、手磨き時代との歯垢量を比較したものではありません。磨き方や口の中の状態には個人差があります。歯ぐきからの出血・腫れ・痛み、口臭などが続く場合は、自己判断せず歯科医師や歯科衛生士へご相談ください。

コメント